子供に数の概念を教えるのに苦労する
うちの娘が、今年の6月7日で4歳になりました。
誕生日の1週間ほど前には、親子でこんな会話がなされました。
母「6月7日はユッキーちゃんの誕生日だよね。」
娘「ふ〜ん。」
母「誕生日には、プレゼントでおもちゃ買ってあげるよ。」
娘「本当、ヤッター!」
どこにでもありそうな平凡な会話ですが、問題は次からです。
母「ユッキーちゃんは、誕生日で何歳になるの?」
娘「分かんない〜。」
母「4歳でしょ。じゃあ、今は何歳なの?」
娘「分かんない〜。」
母「3歳でしょ。」
娘「ふ〜ん。」
父「恥ずかしいから自分の歳はちゃんと覚えようね。」
娘「うん。おもちゃはいつくれるの?」
父「1週間後でしょ。」
カレンダーを見ながら、教えます。
母「ユッキーちゃん。4歳の次は何歳になるの?」
娘「分かんな〜い。」
母「5歳でしょ。4の次は5って知ってるでしょ。」
※ ちょっとキレ気味な妻
確かにうちの娘は、1から50まで数えられるのです。
「いーち、にー、さん、しー、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう」
と普通に何度も数えさせて覚えているはずなのですが、
3の次は4
5の前は4
という順番の概念がないようなのです。
ましてや、
3の2つ次は5
7の3つ前は4
なんて、???の世界でしょう。
おそらく、1から50までの数を言えるのも歌を覚えるような感じで暗唱しているだけなのでしょう。
そのことに気づいた時は、衝撃でした。マジかよ!
しかも・・・
1年は12ヶ月あり、1ヶ月は約30日というのは全く理解していないんじゃないかと恐る恐る聞いてみたところ、案の定・・・
ですから、娘にカレンダーをめくりながら説明しました。
「いい、ユッキーちゃん。1年と言うのはね、12ヶ月あって・・・」
しかし、当の娘はバイキンマンの人形をいじりながら馬耳東風でした。
いかに自分たちが、娘の教育にいい加減だったのか思い知らされた瞬間でした。
こんなの教えなくても普通に分かるもんだろうと決め込んでいました。
それにしても他の3歳の子供ってこんなものなのかな?
ちょっと不安に思って、今度、幼稚園の先生に相談をしてみようと思いつつまだできていません。
だって、「おたくの娘さんがアホなだけですよ〜。」(まあ、婉曲的な表現になるでしょうけど)と幼稚園の先生に笑顔で答えられた日には目も当てられません。
結局、娘にとってその日のやり取りで重要だったのは、近く自分の誕生日というイベントがあって、その日にはおもちゃを買ってもらえるということだけのようでした。
実際に翌日、娘に「ユッキーちゃん、次の誕生日で何歳になるの?」と聞いたら、
「分からない。」との返事がありました。
年やら月やら曜日やら、どう教えたらいいのか未だに奮闘中です。